(剣道部) 雑誌「剣道日本」7月号に「剣道ノート」の特集が組まれました。

雑誌「剣道日本」7月号に弊社が企画・制作した「剣道ノート」の特集が組まれました。

弊社代表塩澤のインタビューとともに「剣道ノート」についての紹介をさせていただいております。

 

「剣道ノート」については、5/29-31 日本武道館で開催される「第16回 世界剣道選手権大会」期間中、会場外に出店される「剣道日本」ブースにて販売されます。

「剣道日本」webサイト http://www.skijournal.co.jp/kendo/

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~「剣道日本」webサイトより「剣道ノート」についての紹介案内抜粋~

今回ご紹介するのは、ある「剣道ノート」です。実業団剣道連盟にも所属する、「紙」の専門商社(株)シオザワが企画・製作したもので、表紙には和紙を使用、製本も職人の手作りである和綴じの手法を用いた逸品です。表紙を開けば、中身は無地。縦書き、横書きどちらにも対応可能で、どのような用途でもお使いいただけます。
一見、シンプルなこの本文用紙ですが、実はこの「紙」には秘められたドラマがあります。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、甚大な被害を受けた地域のひとつである宮城県石巻市。ここには日本製紙石巻工場があります。日本の出版用紙のおよそ4割をつくるこの工場は震災によって壊滅的な打撃を受けましたが、何と震災発生からわずか半年で復旧を遂げました。この奇跡のような実話は『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(著者:佐々涼子/早川書房)というノンフィクション本にもまとめられ、テレビドラマ化もされたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
日本の出版界のため、地域のため、本を愛する人々のため、到底実現不可能と思われた半年での復旧という目標に向けて、工場のスタッフたちは絶望的状況の中で奔走します。稼働させるのはたった一台の抄紙機(紙を造る機械)。それは、現場のスタッフからは「姫」というあだ名で呼ばれる、日頃細かなトラブルの多いとてもわがままなマシンでした。この「姫」こと8号抄紙機が、再稼働当日、人々の思いに応えるかのように奇跡のような働きを見せます。
今回の「剣道ノート」の本文用紙は、この8号抄紙機が造ったもの。石巻工場復旧第一号商品の紙が使用されているのです。このノートの詳細とこれを製作した(株)シオザワの思いについては、5月25日(月)発売の『月刊 剣道日本』をぜひご覧下さい。
また、この「剣道ノート」は世界大会期間中、会場外に出店される「剣道日本」ブースにて販売される予定です。和紙、和綴じ、そして東日本大震災もまた今の「日本」を語る上で避けることはできない出来事です。「日本」が詰まったノートを、ぜひ一度、その手に取っていただければと願っています。

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