ストーンペーパー

Stone paper

ストーンペーパーAbout Stone paper

ストーンペーパ―は、森林・水質・CO2の削減に貢献します。

ストーンペーパーとは

台湾の「台湾龍盟科技股有限公司(ロンミン社)」が開発した石灰石(CaCO3:最大80%)とHDPE(高密度ポリエチレン)を主原料にしている、紙や合成紙の機能を持った新素材です。

ストーンペーパーの特性

耐水性原料にポリエチレンを使用しており、一般合成紙と同様に水に強い性質があります。
筆記特性鉛筆、ボールペン、水性、油性ペンなどが適します。
強度
(引裂き強度)
一般の合成紙と同様に強度があります。
印刷UVオフセット印刷推奨(両面印刷可能です)。
触感石(炭酸カルシウム)を使用している為、しっとりとした独特の手触りがあります。

ストーンペーパー採用実績

印刷用紙、名刺用紙、封筒、手提げ袋、防災マップ、イベントマニュアル、画材、スコアカード、タックシール原紙、ポスター用紙など

ストーンペーパーの注意点

印刷仕上りRPD:マット調仕上がり
RBD:グロス調仕上がり
印刷適性油性オフセット印刷の場合、インク定着に時間が掛かります。
オンデマンド印刷HDPEの融点上限が約110℃の為、非対応(一部規格を除く)です。
劣化速度屋外で使用の場合約8~9ヵ月で分解(劣化)していきます。

ストーンペーパーの環境配慮Environmental consideration of stone paper

粉砕した石(石灰石)と樹脂を混ぜて生産された合成紙です。森林を伐採しない、排水が出ないといった環境対応紙になります。

  1. 豊富な資源である石(炭酸カルシウム)を主原料とすることで、枯渇資源である石油由来の原料を最小限に抑制しています。
  2. 木材パルプを一切使用していません。
  3. 製造工程で水の使用を削減できます(一般用紙1t生産と比較して約100t減)。
  4. 燃焼時のCo2排出量の削減効果があります(一般用紙1t生産と比較して約50%削減)。

ストーンペーパー規格Standard of stone paper

ストーンペーパーRPD:CaCO3(石灰)80%+HDPE樹脂(高密度ポリエチレン)20%
RPDの特徴:両面マット仕上げ、両面コーティング(印刷適正あり)

寸法流れ目厚み包枚数
945×645Y目100μ500枚
945×645Y目140μ250枚
945×645Y目160μ250枚
945×645Y目200μ250枚

ストーンペーパーRBD:CaCO3(石灰)60%+HDPE樹脂(高密度ポリエチレン)40%
RBDの特徴:若干グロス調仕上げ、両面コーティング(印刷適性あり)

寸法流れ目厚み包枚数
945×645Y目250μ250枚
945×645Y目300μ100枚
945×645Y目400μ100枚