SDGsシリーズ

2020.8.4 コラム

今回は第3回目「すべての人に健康と福祉を」

最近ではコロナウィルスの感染拡大により、「健康」が注目視されていますが、
コロナウィルスが流行する前から健康と福祉は問題視されていました。
特に世界的には、毎年500万人を超える子どもが、5歳の誕生日を迎える前に命を落としています。

世界的に医療が整っていない、衛生的な水が飲めないという問題が多くあげられます。

医療の面では日本では、約400人に1人医師がいるといわれていますが、世界では数万人に1人しかいないという国も珍しくはありません。
途上国においては医師不足・医療従事者不足の問題は特に深刻なのです。
また、世界中には基礎的な医療保険サービスを受けられない人が世界人口73億人の半分、約36億5,000万人いると言われています。
これらの多くの人は、病気になっても適切な治療が受けられれば、また健康を取り戻せるのに、予防接種やワクチンといった基礎的な医療保健サービスを受けられないことで亡くなっている命がたくさんあります。
水や衛生面の問題もとても深刻です。

日本では簡単に衛生的な水、食料が手に入りますが、世界には汚染された水を飲んで暮らす人々が沢山います。雨水や動物たちの糞・尿などで汚染された水しか摂取できず、それによって下痢を引き起こし、死亡することも少なくありません。
現在でも、約6億6,300万人もの人々が、安心して飲める水が身近になく、池や川、湖、整備されていない井戸などから水を汲んでいます。
子どもたちが安全な水や衛生施設にアクセスすることができるようになれば、単に生活の質が向上するだけではなく、健やかに成長し、教育を受け、明るい未来を持つ機会を得られるようになります。
この25年間で人口が2倍近くになったにも関わらず、安全な水を使える人の割合は20%しか増えておらず、何百万もの人々が取り残されています。
ここで私たちができる事を考えました。
募金やボランティア活動はもちろんなんですが、
今の世界の健康と福祉の現状を、多くの方に知ってもらうことが大事なんじゃないのかなと思いました。
前回の飢餓をゼロにの際も書きましたが、
自分たちがどれだけ恵まれていて、世界にはこんな事で苦しんでいる人たちがいて、自分たちの身近な対策で食糧難を改善できる可能性があることを沢山な人に認識してもらい、SDGSに沢山の人が目を向けることが一番大事な事だと思いました。
募金することはすべての人ができる事ではないですが、情報を広めることはできると思います。
なので私はこれからもSDGSを沢山の人に広めていけたらなと思います。