大阪の企業シリーズ

2019.11.20 コラム

今回はユニークな商品をたくさん販売している大阪市の(株)ヘソプロダクション様の商品で、私がとても面白い!と感じたものを紹介します。

こちら、「平成の空気缶」。その名前の通り、平成の空気を閉じ込めた缶です。

元号が「平成」に改められ、読み方は違っても全国唯一元号と同じ漢字の平成(へなり)という地区の皆さんで
ホンモノの平成への想いを残すモノづくりプロジェクトとして製作された商品です。

「平成の空気」を未来へ届け、いつまでも大切にしたいという想いから、「平成時代への感謝の気持ち」をぎっしりと詰め込んだ保存用の空気缶詰「平成の空気缶」を、日本平成村(岐阜県関市)の元号橋にて制作、販売されました。

その様子はたくさんのメディアで取り上げられ、話題となりました。

1缶 税込1,080円で販売されたこの空気缶。なんとすぐに完売し、600個限定の予定が人気を受けて増産。販売予定の約950個を完売したそうです、、、!!!

企画したヘソプロダクションの稲本さんは、売れ残ったら倉庫で保管する予定だったそうで、予想外の完売に驚いたそうです。

目に見えないどこにでもあるただの空気とも言えますが、だからこそそれぞれ手に取った人たちの思いや感情をのせた物になるのかなと感じました。アイデア次第で価値を見出し、思い出に残る商品を作り出せるのだと、とても感動しました。

この平成缶の他にもユニークで楽しい商品がたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
(株)ヘソプロダクション
https://www.heso-pro.com/project/heisei_air/