時事ネタシリーズ

2021.5.21 コラム

『梅雨』
 
今年も、関西地方の梅雨入りが発表されましたね。
今回は梅雨について紹介したいと思います。

梅に雨と書いてつゆとは普通の漢字の読み方では読めませんよね。
梅雨(つゆ)という言葉の漢字に梅が使われるのは
この雨ばかりの気候が続く時期にちょうど梅が実る頃だからというのが一般的な通説です。

梅雨入りを決めているのは天気予報では気象庁が発表としていますが
実際は、各地方における予報中枢官署がそれぞれの地域で1週間の予報を出してそれぞれ決めています。

梅雨明けは、
各地方予報中枢官署が梅雨明けと見られる日を決めているのですが、
梅雨明け宣言をしたのに雨が続いていたりとよく外れる印象をもたれるでしょう。

梅雨明けと判断する材料として梅雨前線がその地域を超えて北上したというのが一番の目安で、
なおかつ前日と予測日が晴れであり今後あと5日晴れの日が続くと予想できる場合という暫定的な考え方によるといわれています。

最後に梅雨の時期に注意が必要なのが熱中症です。
熱中症というと汗をかく真夏の病気とお考えの方も多いですが、梅雨時にも注意が必要です。

真夏の場合は汗によって体温調節がうまくできず熱中症にかかりやすいですが、
梅雨時は汗だけでなくまわりの湿度によってもこの症状が発生することがあるためです。
また気温の変化による体調不良も引き金となるので真夏だけでなく梅雨時から熱中症対策をしっかりしていきましょう。