9月1日は防災の日

2021.8.19 コラム

「防災の日」は、1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定されました。
9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。

日本では、地震や津波・高潮・台風・豪雨・洪水など、自然災害が少なくありません。そのため、災害に対する認識を深めることを目的に、防災の日が制定されたのです。
また、防災の日の目的には、自然災害に対する備えや対策を強化することも含まれています。
防災対策に力を入れることが、災害の被害を未然に防止することや最小限を抑えることにつながるためです。

また、居住している地域の避難場所が、どこだか知らないという人もいるのではないでしょうか?
各市町村では、災害が起きたときに住民が避難するための避難場所が決められています。
避難場所には、『一時避難場所』『広域避難場所』『収容避難場所』などがあります。

各避難場所がどこにあるか、どのような経路で行けるのかといった情報は、各市町村が作成している防災情報マップなどで確認しましょう。
自宅から避難場所までの経路を実際に歩いて確認しておくのも良いかもしれません。

また家族などが別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。

自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。
非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

基本的な事ばかりですが、
対策できていない方も多いと思います。
9月1日『防災の日』を有意義に活用しましょう!!